2012/01/29

おしらせなど。

ちゃす!
ちょいとお知らせをいくつかポストします。

【タマフル出演!】

にゃんと!
名物コーナー「サタデーナイト・ラボ」にて、「音楽にお金を払う時代はもう終わり、なのか?今、アメリカのHIPHOP最前線では何が起こっているのか?」特集!と題して、「INSIDE OUT」CLOWN POSSE(ICP 命名 by HIPHOP HYPE!の中の人)でお邪魔しまーす。
私も喋らせてもらうんだけど、AKLO君と宇多丸師匠のガチンコトーク、そして「中の人」との深イイ話(になるであろう)がとにかく楽しみ。
緊張をほぐす為、今日から毎日「ブラスト公論」再読&熟考して備えます。
あー緊張する。

【Amebreak VLOG】
既にご存知かもしれませんが、先日私がMCをしておりますネット・ラジオ番組「INSIDE OUT」に取材のカメラクルーが!
にゃんとと、あのAmebreakさんが取材にいらして下さいました。
Amebreak VLOGとしてyoutubeにもアップされてますので、ぜひご覧になって。
私、若干疲れたOLヴァイブスですが…。
まだ「INSIDE OUT」聴いたことない!って方も、この動画を見ればどんな雰囲気か分かるはず。そんでもってAKLO君の男前っぷりも半端ないよね〜。は〜ため息。


【WOOFIN'2012 03月号】

今月30日発売の「WOOFIN'」誌にて、「HIPHOP MIXTAPE GUIDE」なる 特集をやらせて頂きました!これまで音楽専門誌ではどこも扱ってくれない問題だったので、かなり嬉しいです!どうやって聴くの?どうやって楽しむの?ーという点を私なりに分かりやすくご紹介したつもりです。ミクステ史上重要作数点のディスクガイドも載ってます。わずか1Pの特集企画ではありますが、是非ともご覧になって〜。
巻頭の特集ではAKLO君もモデルで登場してまーす!

【FLOOR net #157】
こちらも来週発売。最新号の表紙の画像が無かった…。
連載「HIPHOPうんちくん」も続行させて頂いておりますオナジミFLOOR誌では最新号にて「2011年のベスト・ヒップホップ・ディスク」選出のお手伝いをさせて頂きました。ライターの橋本修氏、蒼樹みつる氏とともに2011年振り返り座談会にも参加させて頂いております。もし未聴の作品があっても、今からでも遅くない!と思いますので、こちらも是非よろしくね〜!ちなみにこのブログの右サイドに、勝手にFLOORさんのバナーを作って載っけてますので、そちらからジャンピン’ジャンピン’して下さい。

【J.COLE】

かなり今更なんですけど…。昨年12月18日にリリースされたJ.コールの記念すべきデビューアルバム(にしてマスターピース)Cole World: The Sideline Story/コール・ワールド:ザ・サイドライン・ストーリー」の解説文を書かせて頂いております。輸入盤買っちったよ〜!って方も、まだアルバム聴いてねえや〜って方も、是非ともお手に取ってみて下さいまし!ちなみにNYのクラブではトレイ・ソングズとの「Can't Get Enough」がかかりまくってたよ。ちなみに私はドレイクとの「In The Morning」が死ぬ程好きです!既発の曲だけど、二人の甘酸なリリシズムにとろける〜!

そんでそんで、忘れちゃいけない、次回の「INSIDE OUT」は2月6日です!ゲストDJにはあのDJ KEN-BOさん!ケンさんといえば、年末に発表していた「Best 30 albums of 2011」に結構クラった!ので、このブログ記事を予習してから「INSIDE OUT」聴くと結構いいかも。と言っても、私もケンさんが何をかけるか全然知らないんだけどw

と、まあこんな感じです!
またねー!

2012/01/26

SEE THE RAWER SIDE !

ちゃっす!

こないだのエントリを投稿してすぐに次のエントリ書こ!と思ってたんですが、アレがアレで結局レイジーな感じになっちゃいました。
すみまそ…。

そうそう。

ラジオでも話したNYを中心とするインディ勢だけど、この数日の間にもまた新しいトピックがあったね!

とうとうデタ!
ASAP ROCKY "WASSUP"のPV!
おシャレに疎い私でも分かる、このおしゃワールド!!
「VICE」と組んだってのがまたオッしゃ〜!
イントロの「クラムス・カッシ〜ノッ」ってとこだけで一回死ねる。

ASAP絡みだとスクールボーイ・Qのコレも。
(今や、ラッパーのQちゃんと言えばQ・ティップじゃなくてスクールボーイのQちゃんの方なんで、一つよろしくお願いします!)

元ネタはこれ。
をカヴァーした、これ。が使われている。

こうしたサンプリング・センスもいーね!

でもって、かつてNYのアンダーグラウンドシーンを湧かせ、その後全米に飛び火したイベント「LYRICIST LOUNGE」。そのリリシスト・ラウンジが開催されていたブルックリンの「Southpow」や、ロウワー・イースト・サイドの「Nuyorican Poets Cafe」といった箱で、こないだ紹介したエクスコやゾンビ達がオープンマイクのイベントなんかに出てるんだって(ちなみに日本人ではあの@djtomoko n Ucca-Laughもパフォーマンスしたことあるのね、Southpow)。かつてのブームから巡り巡って、今、新たな世代のMC達がそこでムーヴメントを起こそうとしてるってのがアツい!と思いました。

ロウワー・イースト・サイド(LES)に関しては、ロッキーもインタヴューで「ハーレムを飛び出してダウンタウン(=LES)で遊ぶ方がおもしろい。ゲイのやつらとかスケーターのやつらとかいっぱいいるし」と言ってました。
NY大学に在籍していたチャイルディッシュ・ガンビーノもずばり「LES」ってタイトルの曲&PVを発表していたしね。

ここに来て、また、NYカルチャーとヒップホップの密接な関わりと、その相互作用によるエキサイティングなケミストリー!をじわじわと感じているのでした。
どの時代の音楽だってオモシロいけど、一度消費されつくしたヒップホップが今の若者の手によってまたぐちゃぐちゃにされてるのがオモシロくって。
メジャーのレーベルがさんざんプレゼンテーションしてきた高級車と札束とお姉ちゃんに囲まれたヒップホップもいいんだけど、てゆうか私もそういうのが大好きなんだけど、もちろん誰もがそんな暮らししてるわけじゃないよね。
でもそうしたマテリアリスティックな成功をみんな目指してるわけで。
そんな「目指してる」MC達の方が輝いて見えちゃうし、シーンのオモシロさを感じちゃう。
今はメジャーと契約してなくても、いくらでも自分たちでかっこいいビートを作ってイケてる映像も撮って、ネットを使って世界中にプロモーション出来るんだもん。
ハングリーでアイデア満載な奴らの方がかっこよく見えるに決まってる。

というわけで、またねー。
ちゃお!

2012/01/19

BROOKLYN RAW

こ、こんちわ!
こないだのINSIDE OUT本放送#2、聴いてくれた方も聴いてらっしゃらない方もどうもありがとうございます!
鼻水ズルズルで鼻声、かつところどころ超早口で喋ってしまったので大変お聞き苦しかったと思われますが…。

てなわけで、放送時にご紹介したNYのヤバめインディ・アクト達を紹介したいと思います。


Mr.Motherfuckin eXquire
(ミスター・マザーファッキン・エクスクワイア:以下エクスコ【英語でeXqoって略してんの見た】)

名前からしてアクの濃い人ですが…。
もともとブルックリンはクラウン・ハイツ生まれ。
去年、アパレルブランドのMISHKAがサポートしたミックステープ『Lost in Translation』でブレイクしました。
んで、エクスコの衣装は全て(多分)MISHKAがサポートしてるのね。
だからすごく派手な見た目なんだけど、そんな見た目とはやや裏腹にラップは結構ハードでみっちりビートに絡み付く様な韻の踏み方をするスタイル。
正統派ブルックリン・マナーのラップとも言われる。
あのダニー・ブラウンが、XXL誌のインタヴューにて「彼はネクスト・ビギーだ。パフィと契約する前のビギーと同じニオイを感じる」と言及したくらいだからね。
確かに初期のビギーのフリスタのフロウに近しい、ラフでタフなノリは感じるかな。
ちなみにA$AP・ロッキーの"PESO"を揶揄して"R.I.P Payso"ってビートジャック・チューンも発表済み。
ロッキーが自身のことを「プリティ・マザファッカー」と例えた最初のライン、エクスコは「サイコ・マザファッカー」って言ってます。
ほんでもって彼の注目トラックが"Huzzah"とそのリミックスである"The Last Huzzah"。
リミックスの方にはダニー・ブラウン、ダス・レイシスト、エル・P(カンパニー・フロウ)、デスポットが参加してます。
やばいね。次世代ポッセ・カット!を意識してるのか、当時のポッセ・カット・アンセムともいえるクレイグ・マック"Flava In Ya Ear Remix"のヴィデオを模したPVが最高です。
冒頭の瓶カチカチ、のシーンではなぜか「母乳ありがと〜」とシャウト。何なのw

ここでのエクスコのリリック内にはあのサリンジャーの名作小説「ライ麦畑でつかまえて」のタイトルと、その主人公のホールデン君の名前が出てくるのね。
「Still lost as Holden Caufield, The Catcher in the Rye 」
って。ホールデン君も、大人になったはいいけど精神病院に入れられて少年時代からの回想に囚われている…というプロファイルだからエクスコ自身もきっとそういう節があるんでしょう。
サイコ・マザファッカーだしね。
同じくラジオでも紹介したラインはこれ。

「Fuck a throne watch the project bench covered in pigeon shit」 
ー王位なんてクソくらえ!お前の産まれたプロジェクトのベンチは鳩の糞で覆われてるぜ

まさにジェイ・Zに向けたラインだよね。
でも別にジェイをディスってるわけではなく、あくまで自分たちへのアテンションを引くためだけに言ってるって感じかな。
でも威勢がよくていいと思うよ!

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Flatbush Zombiez
(フラットブッシュ・ゾンビーズ)

ゾンビ・ジュースとミーチ・イズ・デッドの二人組。
名前のまんまです。
彼らのウェブサイト、かなりグロ(エロ)なヴァイブスで溢れてるので興味ある方だけググってみて下さい。
無理強いはしません。
でもって、彼らのファースト・オフィシャル・シングル(?ってか最近ファーストとかオフィシャルとかの境目がよく分かんないんだよね…)、"Thug Waffle"のヴィデオがヤバいんだ、これまた!

変態グリルさいこー☆
サグとワッフルという相反する二つのワードが連なってんのもヤバいよね。
彼ら曰く、「HIPHOPは死んだ、だったらオレらゾンビが大統領だぜ!」とのことなんで、もー着いていくしかない☆
彼らを先導?してるEric Arc Eliott(エリック・アーク・エリオット)ってやつにも注目してるんで、そっちも追っかけてみて下さい。
エリックはすでにミクステも三本出してます。

でもって、彼らが活躍するブルックリンなんだけど、90年代にはスミフン・ウエッスンやブーキャン辺りのダックダウン連中がいたよね。なんか彼らを21世紀仕様にアップデートしたのが、上記の奴らなのかな、とそんな気もします。
もっとエッジーで自己中心的な感じだけどさ。
「フッド」、というよりももっと狭義の「コミュニティー」って組織でつるんでる感じがするんだよな。
で、ブルックリンといえばインディ・ロックのシーンも盛んなので、そうした音楽ジャンルのボーダーラインは取っ払ったところで自由に活動してんすかね、彼らも。
あと、ラジオで言い忘れたけど、同じくブルックリンの若手ならTheophilus London(セオフィラス・ロンドン)にも注目ね。

ASAP・ロッキーともコラボしてるのでオナジミかな。
今、ヒルフィガー・デニムのビルボード広告のモデルもやってんだって。

眠くなったので続きはまた今度書きます!
わっふるわっふる!

2012/01/15

INSIDE OUT #2 ON AIR !


こんちわ!

さてさて、前回の放送から約1ヶ月ほど間が空いてしまったのですが、とうとう明日16日の深夜0時〜、block.fmにてHIPHOPプログラム「INSIDE OUT」の第二回目の放送がOAされます!

今回は初めてDJ MIXのコーナーにゲストをお招きするのですが、栄えある第一回目のゲストは、DJ NOBU aka BOMBRUSH!さん!
NOBUさんのパーティー、とくにBLUE MAGICは本当に大好きなパーティーで、この間の金曜日も遊びに行ったばっかり。
改めてゲストにお迎えしてMIXとトークをお届け出来るのは嬉しいです!

前回と同じく、AKLO君や私、そしてHIPHOP HYPE!の中の人とともに最新のUS HIPHOPに関するうんちくや解説を沢山盛り込んでお送りしますので、ぜひともtune inしてみてね。

◇聴き方:
(よく「どうやって聴くの?」と聞かれるので、改めて)
block.fmはインターネットラジオなので、block.fmのサイトにアクセスして聴くことができます。
サイト上部に「ONAIR / LISTEN」表記があるので、その箇所の再生ボタンを押すだけです。
ちなみにiPhoneをはじめとするスマートフォンからもアクセスして聴けるので、お持ちの方は移動中でも問題ナシ!
さらにtwitterアカウントでログインすればインタラクティヴな楽しみ方も出来るので、是非とも参加してみて下さい。

では最後に、オマケとして明日のINSIDE OUTで触れようと思っているアーティストのヴィデオを貼付けておきます。




では明日の深夜0時にお会いしましょう♪

2012/01/11

HELLO HELLO BABY BLUE!

Jay-Z ft. B.I.C - Glory

【ジェイ・Z ft. B.I.C 「Glory」和訳】


もっとも素晴らしい瞬間だ
言葉では言い現せない気持ちなんだ、本当に
オレが空を青く塗ってやる
人生で最高の作品、それは君さー グローリー

過ちを知らせる警報と
間違ったスタート
だけど君の鼓動の音がそんな辛さを忘れさせてくれたんだ
前回(*1)の痛みは堪え難いものだった
だからもうこんな辛いことはお終いにしてくれって強く祈ったのさ
ママは、君がママのためにダンスしてくれたって言ってたぜ
君がママのためにお手てをフリフリしてあげたのかい?
グローリー!グローリー!グローリー!…おっと、ごめんよ
俺が祈っていたことはただ一つ
神様からの贈物さ
神は決して間違いを犯さない
オレはいくつか犯してしまったけどね
危なっかしいソリ遊びを繰り返してきたけど
なんとかやり遂げることが出来たのさ
オレは世界に大きな衝撃を与えた
パート2の準備は出来てるぜ
もっと若くて
もっと賢くて
もっとすばしっこいオレが君なのさ
ホヴ(Hov)をひとつまみと
ビー( Bé)を1カップ加えたんだ

もっとも素晴らしい瞬間だ
言葉では言い現せない気持ちなんだ、本当に
オレが空を青く塗ってやる
人生で最高の作品、それは君さー グローリー

君のおじいさんは失脚して肝臓を壊して亡くなった
根はいい奴だったぜ(*2)
でもオレには失敗は許されない
やんちゃなちび・ホヴ
二歳になったらサヴィル・ロウ(*3)でお買い物さ
おちゃめなちび・B
目に入れても痛くない
まるで小さなオレみたいだ
この世でもっとも美しいもの
それはパパのかわいい娘さ
まだ「スワッグ」の意味なんて分からないだろうけど
君はパリで授けられたんだ
その次の日 ママはアルバムのジャケット撮影に挑んだのさ(*4)
前に流産を経験したときは本当に辛い思いだった
だから君も消えていってしまうんじゃないかと恐れていた
だけどベイビー、君は魔法のよう
君はここに現れた
起こるべくして起こったんだ
君が乗っている飛行機にはどんな大きな荷物も積める
人生は経験の場
そして人生は贈り物
さあ包みを開けてみて
君は運命の申し子
君はオレの運命の申し子さ
そして君はオレと「デスティニーズ・チャイルド」の運命の女(ひと)(*5)との子供なんだ
これがレシピってとこかな
グローリー!グローリー!グローリー!…おっと、ごめんよ

*1:すでにニュースなどでも話題になってますが、ビヨンセは最初に授かった赤ちゃんには会えないままだったんですね。
最初の妊娠が流産に終わってしまったこと=false start(間違ったスタート)なんでしょう。
*2:ジェイ・Zの父親は彼が12歳のときに家を出たそう。ジェイにとって当時の父親は「スーパーヒーローみたいな存在」だったとか。
自分は同じ過ちは繰り返さない、とGQ誌でのインタヴューでも言ってました。
*3:サヴィル・ロウ:ロンドンはメイフェアにある皇室御用達のショッピング・ストリート。オーダーメイドの名門紳士服店が集中している場所。
*4:ブルーちゃんがビヨンセのお腹に種を宿したとき、ジェイもビヨンセもパリにいたんですね。
そしてその次の日、ビヨンセは自身のソロアルバム『4』のジャケット撮影の日だったと。
ジェイはカニエとともにパリで『Watch The Throne』の制作に入っていた、あの時期です。
*5:いうまでも無く、元デスティニーズ・チャイルドのメンバーであるビヨンセとの間の子供、という意味ですね。

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[Hook]
The most amazing feeling I feel
Words can't describe the feeling, for real
Maybe I paint the sky blue
My greatest creation was you, you: Glory

[Verse 1]
False alarms and false starts
All made better by the sound of your heart
All the pain of the last time
I prayed so hard it was the last time
Your mama said that you danced for her
Did you wiggle your hands for her?
Glory! Glory! Glory! Sorry
Everything that I prayed for
God's gift, I wish I woulda prayed more
God makes no mistakes, I made a few
Rough sledding here and there, but I made it through
I wreak havoc on the world, get ready for part two
A younger, smarter faster me
So a pinch of Hov, a whole glass of Bé

[Hook]

[Verse 2]
Your Grandpop died a nigga failure then he died of liver failure
Deep down he was a good man, goddamn, I can't deliver failure
Bad-ass lil Hov, two years old, shopping on Savile Row
Wicked-ass lil B, hard not to spoil you rotten, looking like little me
The most beautifulest thing in this world, Daddy's little girl
You don't yet know what swag is but you was made in Paris
And mama woke up the next day and shot her album package
Last time the miscarriage was so tragic, we was afraid you disappeared
But nah, baby, you magic, so there you have it, shit happens
Make sure the plane you on is bigger than your carry-on baggage
Everybody go through stuff, life is a gift, love, open it up
You're a child of destiny, you're the child of my destiny
You're my child with the child from Destiny's Child
That's a hell of a recipe.. Glory! Glory! Glory! Sorry..

[Hook]

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あー、本当に嬉しい。
Bey-Zカップルのことは本当に大好きなので、こうして無事に赤ちゃんが産まれてくれて本当に嬉しいです。
ビーちゃんとホヴがパリを旅行していて、ビーちゃんは『4』のアートワーク撮影、そしてホヴは『〜Throne』の制作をしてたときに授かった赤ちゃんなんですね。
二人ともクリエイティヴィティが炸裂していたときだろうから、B.I.Cちゃんのアーティスティックな才能もめっちゃ凄そう。

ビヨンセの『4』は、2011年のマイ・グレイテスト・アルバム。
レビューなんかを見ても結構低評価の方が多くてびっくりするんですが、あの作品はビヨンセが限りなく「素」の状態になって作ったアルバム。
29歳で、女性で、芯が強くて、愛する旦那様がいて、、、、
って彼女のプロファイルから遠ければ遠いほど、また、そんなプロファイルの「女性の気持」が分からなければ分からないほど、あのアルバムは何の意味も持たない作品になるでしょう。
フロア映えするダンスチューンが少ないから好きじゃない、って言ってたDJの方がいたけど、そんな観点からしかあのアルバムを聴けないならしょうがないです。
ヴォーカル・アレンジの精度が低くなった、と書いていた評論家の方もいたけど、バラードを歌う、あの刹那的なヴォーカルに魅力を感じる私とは違うご意見なのね。
あの作品からは、何よりもヒップホップ的なビヨンセのステイトメント、というかスワッグを感じることが出来ました。
DVD『Live At Roseland』でのパフォーマンス中に、中腰の姿勢で首をロックしながら客席を見渡す姿はジェイ・Zのそれとソックリだったし。
あと、同DVDの中に収録されたプライヴェート映像で、ビーちゃんとホヴが入れてるお揃いのタトゥー「IV」を見せてくれる箇所があったの。
二人とも、左手薬指の、結婚指輪をはめてるところにタトゥーを入れてるんだよ。
それを見たときに、『4』に込めたビヨンセの想いがぐぐっと伝わった。

"Countdown"のリリックで、

「I'm trying to make us 3
From that 2」

って箇所があるんだけど、それは

「私達、今は2人だけど
3人目を作ろうってチャレンジしてるとこ」

って意味。
このリリックの影に流産の過去があったなんて…。
だからこそ、本当によかったなと思うなあ。

以上です!
おそまつ様でした。




2012/01/09

WELCOME 2K12 !

遅ればせながら、明けましておめでとうございます!
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

私事ですが(ブログに書くことなんて全部私事ですけど)1月1日〜8日まで、NYに行って参りました。
8ヶ月ぶりのNY。
マイナス11度、なんて超氷点下の日もあったけど毎日超ハッピーに過ごすことが出来ました。
馴染みの友達はもちろん、初めてお会いする方も沢山いて終始興奮状態。
なかでも一番興奮したのはマンハッタン内のクラブでA$AP ROCKY率いるA$APクルーに出会えたことでしょうか。
偶然出会ったわけではなくて、彼らがライブをする!という情報をEM THE A MILLIさんから頂いて、タクシーで乗り込んで会場に。
ライブがスタートする予定の12時を軽く過ぎたあたりから続々とやってくるメンバー達にめっちゃ興奮しちゃいました。

…と、この続きは1月16日の「INSIDE OUT」で聞いてみて下さい!
てへ。

もちろんクラブ生活も堪能(JAPANESE DEEさん、本当にありがとうございました!)。
破壊力あるな〜と感じたのは
TYGA "RACK CITY"
J.COLE FT. TREY SONGZ "CAN'T GET ENOUGH"
YOUNG JEEZY FT. JAY-Z & ANDRE 3000 "I DO"
DRAKE "TAKE CARE"
BIG SEAN FT. NICKI MINAJ "A$$ - REMIX"
あたりでしょうか。
あと、2CHAINZの"SPEND IT"も聴けて嬉しかった〜。

あとね、ほんっとどうでもいいけど、とあるクラブでJ.コール"CAN'T GET ENOUGH"の
「I got love for the underground
Kweli, Pimp C, H-town where Bun get down」
ってとこで曲が変わろうとしててバウンシーなイントロがブレンドされ始めたから、まさかここで「BIG PIMPIN'」繋ぎで来るのか!?と、めっちゃ興奮してたら全然違った。
ドレイクの"TAKE CARE”に繋いでただけだった(失礼)。





と、まあNYでのことは次回の「INSIDE OUT」でも喋ろうと思っているので是非是非CHKしてみて下さい。

今年はさらにSWANGIN&FLEXINな年になるといいな。
20代もとっくに折り返し地点だし、仕事も遊びも悔いの無いようGRINDINしていければと思っています。

では〜。