LOTTA SHIT

 （一つ前のポスト、＜#フレキシン＞もよろしくね！）

普通のミクステ紹介ポストです。

ノースカロライナ出身のロッタ（Lotta）の三枚目のミクステ。
恥ずかしながら、今作で初めて彼のラップを聴いた。
ときにドラマティックに抑揚を付けてラップするスタイル、好きです。

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やー、最後、アウトロの一つ手前に表題曲"Final Fantasy"が収録されてるんだけど、これって全部ナマ楽器で録ったのかな！？って感じのエッジーな楽曲。
めっちゃアツい！と思ったらにゃんとと、プロデューサー・クレジットの欄にライアン・レズリーって書いてあんだけど…。同姓同名の別人か！？ってくらいいつもの彼のサウンドとは違って聴こえるんだよね…。名前のミスタイプなのかなあ…。
もじもじ…。

でもって、なぜ彼のミクステを落とそうかと思ったつうと、大好きなSL・ジョーンズが参加していたから。

彼の最新ミクステ、『Paraphernalia』は2012年、私が最も聴いているミックステープと言っても過言ではない。アーカンソー出身なんだけど、フレディー・ギブスとともに"M.E.N.P.H.I.S"って曲をやっていたり、曲名にいちいち危なっかしい錠剤の名前を付けたり（ちなみに私はこうした風潮を＜ピル・ラップ＞と呼んでいる）と「今年」を象徴する一枚なんじゃないかな〜とも思っています。



ほんで、『Paraphernalia』はDJのバーン・ワンとの連名作品なんだけど、彼のインスト・ミクステもFADERから発表されています。A$APロッキーとの楽曲しかり、すでにそれぞれのラッパー達のミクステ等で既発の曲を集めたモノって感じですけど。
好きモンなラッパーの方はぜひフリースタイルしてみては。



昨年からじわじわとカントリー・ラップ、そしてピル・ラップにハマって（？）いるんだけど、まだまだディグ不足のでもっと聴かないとな。
皆さんにお話出来るようなレヴェルに達したら「INSIDE OUT」でもじっくりご紹介したいです。

2012年のピル・ラップといえば全て彼が話題をかっさらって行っておりますが…。


と言うわけで、最近のグッドなおシットをポストしました。

先日、尊敬しているR&Bライターの林剛先生とゆっくりお話する機会があったんだけど、最近はアルバム発売前にはティーザーが公開されたり、アートワークとトラックリストが公開されたりと色んなバズが起こるけど、肝心のアルバムリリース後ってそんなに話題になる作品が無いよね？…と。
確かにそうだなと思いました。
リリース後、ニュースになるのはせいぜいチャート・アクションと売上げ枚数くらいか。
音楽誌も少なくなっていった昨今、（ブラックミュージックに関して）じっくりレビューを書く場所も無くなって来たしなあ…と改めて感じた次第です。だって「語られるべき」作品が沢山あるんだもの。
だからどうした、というわけじゃないのですが、色んなことに気付かされた貴重な時間でした。

ではまた！