2012/11/30

#ばいんばいん セカンド・シーズン


ついに来ました!
7月末に一発目を催行させて頂き、満を持して二回目の開催となりました。
#ばいんばいん です。



 
bangbang 2012 12/01(sat) teaser from SHINTARO KUROKAWA on Vimeo.


◆イベント詳細
Place    渋谷MICROCOSMOS (東京都渋谷区道玄坂2-23-12フォンティスビル2F)
Open     24:00-
Artist   イーグル藤田(The Grasshopper Set), Yuuyu Aensland, DJ TWEETY, 
DJ SHEI-LA, DJ L-Ssyde
LIVE:KOHH
※エントランスにて「ばいんばいん!」と言って頂くと1,500円/1Dでご入場頂けます。 
 
こちらで出演者のプロフィールもCHK出来ます! 

にゃんとと、明日はMICROCOSMOS様のご厚意により、オリジナル・ショットドリンクを
出して頂けることになりました。
どんなお味になるか私もまだ未確認なのですが、
なにやらムラサキ色のリカーを使って頂けるそうで、めっちゃ楽しみです。
 
当日はイベントリミテッドドリンク、「BANG BANG」を発売。
バーカウンターで「ばいんばいん」とお伝えください。
味は。。。。まだわかりません。  #ばいんばいん  |Shintaro Kurokawaの投稿画像
(チー坊 got purped!)

そして、ばいんばいんならではの渋谷ではなかなか実現しそうもないホットなDJの組み合わせも必見&必聴です。
フレッシュなエル君は今回も参加。
そして、私が兼ねてからヤバそう!と思っていたパープル・スワンギンなフィメールDJ、DJ SHEI-LAさんにも出演のご快諾を賜りました!どんなパープル・スワッグを見せて頂けるのか、本当に楽しみです。ノータンバッ!
INSIDE OUTにも出演してくれた同世代の変化球フロア・バンガー、イーグル藤田氏や、常にドープなところを突いてくれるDJ TWEETY君もお力を貸して下さることに。ありがたや。
加えて、今回は魔界からのゲストもお呼びしています。Yuuyu Aenslandさんです。
彼もまた、先日INSIDE OUTに出演して頂いたのですが、何が飛び出すか分からないトラッピン'なDJは本当に注目です。MCのチェリー・ブラウンさんやロシアのギャングスタラッパー、KAAKOさんとも親交が深いそうなので、その辺りも注目です。

そしてそして、今回ライブで参加して下さるのは「YELLOW T△PE」も絶好調なKOHH氏。
実は前回のばいんばいんでも、Squash Squadのライブ時にゲスト出演して下さってたの。
そのときに初めてライブを拝見したんだけど(しかも一曲だけ)、そのパワーに見事ノックアウトされちまいました。
MIX CDも発表になるし、これは是非とも出演して頂かねば!と思ってオファーさせて頂きました。
日本にもこんなクールなラッパーがいたのか、と思うほどのスキルとアティチュードです。

KOHH君といえば、弟のLIL' KOHH君も・・・。
若干11歳(あれ?12歳?)のラッパーです!
ウィージーもミクステ「Dedication 4」で11歳のMCをフィーチャーしてたけど、LIL' KOHH君のがリアルでクール。

KOHH「YELLOW T△PE」は会場特別価格1,000円(!)で販売する予定です!
豪華なライブゲストもいるとかいないとか!?
 
 
 
そそそ、今回もL-Ssyde君がばいんばいん先行MIXをアップロードしてくれたので、皆様これで予習しておくんなまし!
新譜ONLYの超フレッシュなミックスです!
というわけで、主催者本人の私が一番楽しみにしているわけですが、ほんと、損はさせないバンギン・パーティーになることと思いますので、皆様お誘い合わせの上是非ともお越し下さいな!
合言葉は「ばいんばいん」!

2012/11/14

#チーム鳥Jジャパン

こんにちわ。
すっかり冬めいて来ましたね。
結局このブログも、2012年内に数えるほどしか更新していません。
今年もあと僅か。あれよあれよと年末ムードに入ってしまうことは請合いですので、師走に向けて更新頻度も上げていきたいところです。

さて、ちょいと前のINSIDE OUTでは私の趣味と偏見による「インディATL特集」をお送りさせて頂きました。

Q.アトランタ出身のラッパーを5名挙げよ!

と問われたら、あなたはどう答えますか?
T.Iやリュダクリス、ヤング・ジーズィーにグッチ・メイン、ワカ・フロッカ・フレイムにリル・ジョンだってアトランタ出身。
とくにジーズィーとグッチ、T.Iがレペゼンし続けている「トラップ・ミュージック」こそがアトランタのヒップホップだ!とお思いの方も多いでしょう。
※トラップ(trap)=危険なブツの売買が行われる街角スポットのこと、
というわけで、上記に列記したラッパーはみなさんこぞって裏家業自慢(まさにハッスル・ハード!)なリリックやアティチュードが目立つよね。
ヤング・ジーズィーのトレードマークであるスノウマンも、危険なブツ=白い粉=雪=雪だるま、ってことなのね。

しかしながら、ミクステを掘るうちに、アトランタの地下シーンでは、次世代によるかなりラチェットなシーンが形成されつつもあることに気がついたの。しかも、彼らの音楽が上に書いたようなパイセン達のモノよりも、もっと鮮やかに聴こえちゃったわけ。
というわけで、いても立ってもいられず番組の場を借りて紹介させて頂いたまでです。

なわけで、改めて紹介するね。

トリニダード・ジェイムス (Trinidad Jame$)
  Dont Be S.A.F.E. cover art
通称、鳥J。
とにかくこのヴィデオを観てちょ!



にゃんとと、インサイアウで紹介した次の日の深夜にこのPVが発表されたというミラクル・オケージョン!鳥Jがちっこいパピーちゃんを抱っこしてる姿に萌えー。
見て分かるように、派手で奇抜なファッション。手入れしてないのか?かなりナッピーなヘアスタイル(おかあちゃんに編みこんでもらえよ!と突っ込みたくなるお)
ちなみに鳥J君、アトランタにある「GINZA」ってブティックで働いているらしい。
東京の銀座にも来てくれー。
「All gold everything!」ってことで、親指以外の4本両手全てにはめた悪趣味な金のリングがそそります。
この楽曲も含まれたミクステ『Don't Be S.A.F.E』も傑作なので、通常盤とスクリュー盤、合わせてお聴き下さい。
(ちなみにスクリュー盤はDJディビアス氏によるものと、2012年のスクリュー王子ことスリムケ王子、スリム・K氏によるものの2作品も出ています!)
それにしても、彼の曲っていきなり終わったかと思えば、またイントロをループしたり、1ヴァースで終わったり、いきなりサンプリングの元ネタ曲に移ってしまったりと、かなり自由。でもそれが聴いていて楽しいのです。

マッド・ディセントに所属するエレクトロ・アーティスト、キトーの音源もサンプってます。

他、へんてこなフックもあったりして良作揃いのミクステです。
個性をつぶされぬよう、応援し続けていきたいと思ってます。

同じアトランタ出身のスコッティとは、先日一緒にNYライブを慣行してたね。
アーカンソーのSL・ジョーンズも参加した"Too Cool Remix"激アツです〜。
これもPVの冒頭に鳥J君が出てきますのでちぇき!


アトランタといえば、アウトキャストのビッグ・ボーイの新作もそろそろリリースと言われてるし、プロデューサー勢には鳥Jやゴー・ドリーマーを手掛けるATLの若手プロダクション・チームであるザ・フラッシュ・ミュージックが参加してるってことでかなりワクワクです!

フラッシュが手掛けたビッグ・ボーイの曲はこれ。フィーチャリングにはケリロこと元DCのケリー・ローランド。


ほんで、フラッシュが手掛けた鳥J&ゴー・ドリーマーの曲がこれ。


鳥Jとかスコッティとか、あと番組で紹介したマック・ファイヴとか、かなりイナタめなんですが、もともとアトランタのシーンって、グッディ・モブとか初期のアウトキャストとか、フィールド・モブとか、かなりイナタめ田舎めシットが主流だったし、2012年になってカントリーラップの潮流とともに、またATLにそんなヴァイブスが戻って来てるのかな〜と思ってます。だからビッグ・ボーイの新譜は本当に楽しみ!bridging the gapな作品になるんじゃないかと思っています。

最後に、田舎トランタ(イナカトランタ)をレップするクラシック・チューンを。

(この約20年後、シーローがスーパーボウルという全米一の大舞台でマドンナと共演するたあ、誰が想像出来ただろうか)

(冒頭、二人の電話のやり取りが訛りがヒドすぎてわざわざ標準語の字幕が付いている。ちなみにフィールド・モブはアトランタではなく、同じジョージア州のアルバニーというところの出身)

どうでもいいけど、「チーム鳥Jジャパン」って在りし日の「トルシエ・ジャパン」と掛けてるつもりなんです。どうですか?

ではまた〜。